2010-03-19 第174回国会 参議院 環境委員会 第3号
○政府参考人(香川俊介君) GDPが経済社会の持続可能性を評価する指標としては限界があるということで、これを補完する指標について国際機関などで検討が進められ、また、我が国におきましても環境省及び内閣府において種々の研究がされていることは承知しております。 財務省としても、環境と経済の相互関係を把握し、経済社会の持続可能な発展のためにどのような指標が適当であるかという観点からこうした研究、取組を注視
○政府参考人(香川俊介君) GDPが経済社会の持続可能性を評価する指標としては限界があるということで、これを補完する指標について国際機関などで検討が進められ、また、我が国におきましても環境省及び内閣府において種々の研究がされていることは承知しております。 財務省としても、環境と経済の相互関係を把握し、経済社会の持続可能な発展のためにどのような指標が適当であるかという観点からこうした研究、取組を注視
○政府参考人(香川俊介君) お答えいたします。 平成十三年度から十七年度決算における警告決議の予算等への反映の主なものといたしましては、平成十五年度及び十六年度の特別会計の見直しについての決議について、特別会計改革の対象となるべき事務事業に係る歳出の見直しによる削減や、剰余金等の活用による一般会計への繰入れとして二十九兆四千億を反映するとともに、平成十六年度の公益法人等の資金の見直し及び事業の再点検
○政府参考人(香川俊介君) 決算調整資金は今ゼロということになっておりますが、決算調整資金に関する法律の附則第二条に基づきまして、国債整理基金特会から決算調整資金に繰り入れることができることとなっております。
○政府参考人(香川俊介君) お答えいたします。 二十年度の決算処理につきましては、歳出歳入共に現段階では未確定でございますが、仮に決算上の不足額が発生する場合には、決算調整資金に関する法律に基づきまして、当該不足額を補てんするため、決算調整資金から当該年度の歳入に組み入れることとなります。
○香川政府参考人 国の財政状況の報告につきましては、決算を国会に提出しているところでありますが、それに加えまして、企業会計の慣行を参考とした財務書類についても、財政制度審議会において取りまとめられた基準に基づきまして、情報開示の観点から公表をしてきております。 財務書類の公表時期につきましては、現金ベースの決算の計数を事後的に加工して作成しているということもありまして、現在、相当の時間を要しております
○香川政府参考人 予算審議を行うに当たりまして、決算書や財務書類は重要と考えております。 決算の国会への早期提出につきまして、参議院の方で御議論がございまして、平成十五年以降、従来、通常会の冒頭に出しておりました決算を秋の臨時会に出すようにしております。 決算の十分な審議をお願いし、決算結果を予算編成に反映させるために、決算書でありますとか財務書類の利用が重要だと思っておりまして、十九年度決算については
○政府参考人(香川俊介君) 社会資本整備というのは、昭和三十年代、四十年代、長きにわたってやってまいりました。昔はそれこそ五か年計画というのがありまして、道路に限らず、道路、河川、住宅、下水道、廃棄物、都市公園、もろもろの公共事業が五か年計画で何兆円やるというようなことでやってまいりました。 これはある程度中期的に、計画的にストックを造るという意味で意味があったわけでありますが、財政事情との関係、
○政府参考人(香川俊介君) おっしゃるとおり、外国為替資金特会の積立金は財投資金に預託されまして原資の一部となっております。 したがって、この積立金を取り崩す場合には、財投機関への貸付けを維持する場合、財投債の増発が要ります。長期債務残高の方は、これは税財源により賄われる債務を集計したものですので、おっしゃるとおり、外為資金の積立金を取り崩して一般会計へ繰り入れて、その分赤字国債の発行を抑制した場合
○政府参考人(香川俊介君) 道路整備の専門家は道路局でございまして、我々はそれを財政的な立場からいろんな意見を言う立場にございます。私どもがやっていることというのは、社会保障とか教育とか防衛とか、そういう他の歳出との比較でありますとか、その中で、公共事業の固まりがあった中で、その公共事業の中で河川、森林、いろんな事業がありますけれども、道路がどういう必要性があるかというのをバランスを見ながら御意見を
○政府参考人(香川俊介君) 道路特定財源の一般財源化というのは、道路整備に揮発油税等の税収を道路整備に使われなければならないという義務付けをやめることでありまして、歳出の方は歳出の方でその必要性を別途検討するということであります。実際、道路の必要性というのは我々も認識しておりまして、今年の予算におきましても、公共事業関係費七兆円の中で最も大きいウエートを占める、三〇%ぐらいのウエートを占める道路整備
○政府参考人(香川俊介君) 道路特定財源の一般財源化でございますが、これは大臣、副大臣からも御答弁ありましたけれども、揮発油税等の歳入を道路整備に使わなければならないという義務付けをやめることであります。 予算を作る際に、歳入は、これは税収、それから国債の発行、それから国有財産の売却等もありますが、そういう歳入を得た上で歳出を考えるわけであります。歳出の方は、これはまた社会保障、それから教育、防衛
○香川政府参考人 杉花粉発生源対策でございますが、平成二十年度から花粉の少ない森づくり交付金によりまして、少花粉杉や広葉樹林等への転換を行う森林所有者に対する協力金の支給を行っております。 また、二十一年度予算におきましても、少花粉杉など花粉症対策苗木の供給を大幅に増大させるための杉花粉発生源対策関連の予算を措置しているところでございます。 与党のそういう百万本というようなお話もございますが、これらの
○香川政府参考人 BバイCが一以下ということで当面事業執行を見合わせています事業について、コスト縮減など事業内容の見直しを行った結果、例えばBバイCが一以上になれば執行することになるでしょうし、その事業に使えない場合でも、ほかの実施している事業の進捗状況によっては、そちらに使うこともございます。しかし、それらを全部使い切るということではございませんで、そういうこと以外のものにつきましては、最終的に、
○香川政府参考人 例年、予算の執行に当たりましては、例えば、災害の状況を踏まえた対応、これは維持修繕費をとっておかなきゃいけないというふうなことがございます。あるいは、気象状況を踏まえた対応、これは除雪費の関係で幾らか備えておくというようなことで、当初予算の一部を留保しまして、その後の状況を踏まえて年度途中で機動的に執行するということをやっております。 今回、BバイCが一以下となったものにつきましても
○香川政府参考人 おっしゃるとおりでございます。
○香川政府参考人 道路特定財源の一般財源化ということでございますが、これは先ほど国土交通大臣、それから今道路局長からも御答弁がございましたように、揮発油税等の歳入を道路整備に使うという、その義務づけをやめるということだと理解しております。
○香川政府参考人 ちょっと手元にございませんけれども、二次補正というのは、税収の減額、それから生活関連対策経費……(川内委員「手元にないんだったら、これを見ていいですよ」と呼ぶ)いや、今おっしゃいましたから結構です。 義務的経費というのは、医療とかその他追加的に必要な経費、それからPKOの分担金とかそういうものでございます。強いて言えば「等」ということだと思います。
○香川政府参考人 二次補正におきまして入館ゲートの設置費用を措置しておりますが、これは、昨年秋の元厚生次官の連続殺傷事件を……(川内委員「いや、経緯を聞いているんじゃなくて、どこに当たりますかと聞いている」と呼ぶ) 生活対策関係経費としてではなくて、その他の経費として第二次補正予算に計上しております。
○政府参考人(香川俊介君) 先ほども申し上げましたように、道路特定財源の一般財源化と申しますのは、揮発油税等を道路整備に充てなければならないという義務付けをやめるということでございます。一般財源になるということで、これまでの道路特定財源が一般財源ということになりますと様々な政策に使い得ることとなります。したがって、何に幾ら充てられているかというようなことを申し上げられるような性格のものではないというふうに
○政府参考人(香川俊介君) 五月の閣議決定と十月に言われた関係ですけれども、十月の一兆円は、一般財源化に際し地方の実情に応じて地方が自由に使えるお金を一兆円と、これは総理の御発意で特に五月のものと関係なく言われたものと理解しております。一般財源化に際しということで、一般財源化をする機会に一兆円を地方に使えるようなものをつくってほしいと、そういう趣旨だったと思います。
○政府参考人(香川俊介君) 一般財源化と申しますのは、特定の税収を特定の目的に使うことを義務付けている制度をやめることだというふうに考えております。先般の政府・与党合意で道路特定財源に関しまして、揮発油税収等を道路整備の財源に充てることを義務付けております現行の道路財特法の改正を検討するということになろうかと思います。 そういうことで、今まで特定財源と言われていたものが一般財源になるわけでございますが
○香川政府参考人 国家公務員全体で六十万四千人ほどおりますが、二十年度予算におきまして、国家公務員の期末勤勉手当は一兆四百億円計上しております。夏が四千九百六十五億円、冬が五千四百三十五億円でございます。
○香川政府参考人 予算執行の実態把握など、予算におけるPDCAサイクルの活用の重要性を踏まえまして、予算執行調査の結果あるいは決算に関する国会の議決、あるいは会計検査院の決算検査報告等を予算に反映するということで、予算の効率化に取り組んでいるところでございます。また、行政支出総点検会議における行政支出全般にわたる指摘なども踏まえながら、公益法人への支出あるいは特別会計への支出の抑制等々に取り組んでいるところでございます
○政府参考人(香川俊介君) 二点お尋ねがございました。交付時期それから返還実績の把握をしておるかということでございます。 交付時期に関しましては、従来から交付時期が遅いんじゃないかというような指摘がございまして、各省の執行の段階でできるだけ早くというようなことを申合せをしたところでございます。平成十七年に国と地方の協議の場というものを設けまして、特に交付決定時期が遅かった補助金等、これは例えば交付決定
○香川政府参考人 地方道路整備臨時交付金制度でございますが、これまで地方の道路整備を進めるに当たりまして大きな役割を果たしてきたというように思っております。 先般、政府で決定しました生活対策におきましては、「道路特定財源の一般財源化に際し、一兆円を地方の実情に応じて使用する新たな仕組みを作る」というようにされております。先日、与党におかれましても、道路特定財源の一般財源化に関するプロジェクトチーム
○香川政府参考人 二十一年度の予算編成に当たりましては、道路の整備状況や厳しい財政事情を総合的に判断して道路整備の重点化、効率化を図っていくことが重要だと考えております。 先ほど来お話が出ておりますように、新たな需要推計、それから事業評価の新しいマニュアルが検討されるということでございますので、そういうものも総合的に勘案して二十一年度予算に反映していきたいというように思っております。
○香川政府参考人 先ほども申し上げましたけれども、執行する段階である程度柔軟性を持ってやった方が結果として効率的にできる場合がございます。それをすべてフォローするかどうか、資料としてとっておくかどうかということは、事務量との関係で……(発言する者あり)いや、変なことを言っているつもりはございませんけれども、相当な事務量になると思います。 その細かい、何カ所で何とかという、実際にどう使ったのかというのを
○香川政府参考人 予算の積算につきましては、予算を適正に見込むために、一番ありそうな想定を置いて、例えば何人の人間が何カ所でというようなことでつくります。先ほど大臣からも御答弁ありましたように、実際にはそうしない方がいいこともございますし、それは執行の段階で柔軟にある程度対応をいたします。 それで、決算書は目のレベルまででつくっておりまして、目の中での流用というのはある程度柔軟に認められております
○香川政府参考人 公共事業の事業評価に当たりましては費用便益分析が大変重要だということは、かねてより累次の財政制度審議会答申でも指摘されておるところでございます。先般、二十一年度予算に関しまして答申をいただいておりますけれども、そこでも、需要予測の見直し等による事業評価の厳格な適用により、新規採択の絞り込みなど事業見直しの徹底等を図るべきというようにされております。 財務省としましても、費用便益分析
○政府参考人(香川俊介君) お尋ねの委託費のことでございますが、一般的に委託費と申しますのは、国の事務又は事業を国以外の者に委託する場合に交付する給付金でございまして、相当の反対給付を受けるものでございます。一方、補助金というのは反対給付なく国が交付する給付金でございます。 おっしゃいました補助金適正化法は、この反対給付のない補助金について適用されます。しかしながら、この補助金適正化法の中でも、委託費
○政府参考人(香川俊介君) 具体の例がちょっと私ども把握しておりませんけれども、一般会計所属の職員が特会の業務を行った場合、その残業というのが特会の残業なのかどうかよく分かりませんけれども、特会の関係の仕事を行った場合には、タクシー代でありますとか残業代というのは特会から出すということで問題はないというように考えております。
○政府参考人(香川俊介君) 特別会計の業務に従事する職員の人件費などの経費あるいはタクシー代などにつきまして、こういう事業の遂行に直接必要な経費についてはその特別会計の経費として予算計上しております。 一般会計所属の職員が特別会計の業務を行った場合で、その業務に必要となった経費については、その特会で負担するということ自体において制度上あるいは執行上の問題はないというように考えております。
○政府参考人(香川俊介君) 今回、いろんな問題が明らかになりましたが、こういう広報関係の具体的なことについて今まで私ども、より主査のレベルで議論をしていたかもしれませんけれども、ミュージカルの話などというのはちょっと私は存じ上げませんでした。 そういう意味で、隅から隅まで全部に目が届いていたわけではないと思いますけれども、報道でありますとか、それからいろんな指摘を受けて、あれはどうなんですかと、どうしても
○政府参考人(香川俊介君) 予算執行調査をサンプル的にやらせていただきまして大体のことをつかんだ上で、それが全体のことなのかどうかというような議論をして査定に反映させると。執行調査から査定にというようなフィードバックで経費の無駄を省くという作業をしております。
○政府参考人(香川俊介君) 概算要求で国土交通省から要求をいただきまして、十二月までの予算編成過程で様々な議論を行います。今おっしゃいましたように、それぞれの路線のBバイCの話でありますとか、同じ効果を得るのにもっと安い経費でできないかとか、そのようなこと。それから、過去にさかのぼってどういう経緯でこういう要求になってきているのかというようなことどもを四か月ぐらい掛けて議論させていただきまして、年末